水をはじく「撥水(はっすい)性」は最近の傘では、そのほとんどが撥水剤による加工にて備わっています。(ビニール傘除く)
しかし、この機能は摩擦や紫外線、また使用していくことでどうしても徐々に弱まっていきます。
撥水剤は始め、トゲのような形で傘生地に付着していますが、段々と寝てしまうため撥水性が弱まっていくのです。
簡易な対策としては生地にドライヤーを当てて軽く温めることが有効とされています。
寝てしまったトゲは、温めることで復活するため、撥水性も回復するのです。
比較的新しい傘で、生地に雨が染みやすくなったり、撥水性が弱くなったと感じた時に、一度試してみてはいかがでしょうか。
※必要以上に熱をあてたりすると生地を傷めたり、変形してしまう恐れもありますので、実施される際はくれぐれもご注意下さい!(ビニール傘は不可です!)